352 view | 2019/07/05 02:47

シアトル熱中小学校開校から見えてきたもの-リアルSNSの世界



都会のマタギと田舎のマタギーその37 シアトル熱中小学校開校から見えてきたもの-リアルSNSの世界

皆様、本日はシアトル熱中小学校入学おめでとうございます。

日本も含めて13校目、海外では初めての学校に皆さんは最初の入学生です。

日本で最初の学校は山形県高畠町の廃校になった小学校を大人の学校として再生しました。

この元小学校が、俳優の水谷豊さん主演のドラマ「熱中時代」のロケ地であったという事から熱中小学校と命名されました。

今から3年半ほど前、その最初の入学式にお話ししたことを今日は皆様に贈ります。

‘何事も最初というのは特別な事です。私達の人生にとって大切な‘好奇心’と少しの勇気を必要とするからです。1番!なんという響きのいい言葉でしょうか。あとあと、ご自分がこの学校の第一期生だったという事を誇りに思える日が必ず来るでしょう。

もういちど7歳の目で世界を! 今日は入学おめでとう!

清水校長、スタッフ、そしてボランティアの皆様と成長してゆく皆様にまたお会いすることがとても楽しみです。‘

わずか2分のスピーチだが、その朝、私に課せられた仕事は‘わざわざ日本から’だけではなく、熱中小学校の関係者としてその勇気をお見せすることだ、と気が付いた。

私は冒頭の日本語挨拶を、当日入学式直前に感じるところがあって皆に小さな勇気をお見せしようと不自由な英語でやることに変更した。日常は英語が普通の彼らにとって、日本語は緊張する環境なのだから、私が緊張する英語で話すことで溶け込みたいと思った。

シアトル熱中小学校が2月23日に開校した。

私の来賓挨拶は短くとも様々の人達の出会いがあってここまで来たという、‘人をつなげる熱中小学校’の初心に帰った思いがある。

第1番目の講義は日本からNHKのディレクターである、31才の倉崎さんが受けもってくれた。米国からは、コストコのチーフバイヤーだったハントーン寛子さん、村上春樹作品の翻訳家であるジェイ・ルービンさん、ゲゲゲの鬼太郎の翻訳者のザック・ダビッソンさんの午前、午後の2部制の授業を行った。

前日の準備の時間に清水校長に、山形新聞の記者さんから電話取材があったが、これが山形県高畠町とシアトルを繋ぐ話ばかりなのだ。

倉崎さんは、今年のNHK大河ドラマ‘いだてん’を担当されているが、山形支局時代に高畠町を舞台に‘私の青おに’いうドラマを制作されたことから熱中小学校に来られたご縁で当時最年少教諭として着任された。

清水校長が日本に行かれてたまたま熱中通販で発見した、‘くだもの畠’さんの葡萄ジュースも昔米沢市で教鞭をとっておられた清水校長の片腕である金先生の教え子の商品だった。高畠とシアトル校が人と商品で運命の糸のようにつながっている。

私達はこのプロジェクトを通じてSNSの未来形を作っているのだ。

お友達や知り合いの輪を超えたところー成長したいと真剣に考えている人達だけが知っている熱のある生身の人間同士の謙虚だがバランスの良い出会いとつながりの連鎖を創っているのだ。

日本の生徒さんが6月のシアトルのJapan Fairにちょっと無理して修学旅行で参加するのも、成長する自分を確かめに行くのだ。もう‘いいね’の世界は遠い後ろにある。ビッグデーターもAIもきっと同じように大したことではない。

ダイナミックでリアルな人間集団には見えないが果てしのない成長の夢が広がってゆくのだから。

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0堀田 一芙


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