685 view | 2019/07/07 09:34

英語スピーチの肝とは?

都会のマタギと田舎のマタギーその39 英語スピーチの肝とは?

 

Japan Fair 2019@シアトルで到着後に清水シアトル熱中小学校校長から、2分ほどなのだが、2回英語のスピーチを頼まれて、迷いなくお受けした。

へたな英語でもたくさんのアメリカ人の聴衆の前でスピーチできる機会はなかなかないからだ。

 

5月にバブソン大学の100周年卒業式に来賓スピーチした豊田章夫社長が米国で話題になるほど日本人離れしていて大いに受けたという話を知っていたので、これを探し、ユーチューブで何度も見て、それに対するコメントも読んで、いくつかのポイントをつかんだ。

1.大きな声で 2.ユーモアをもって明るく 3.平易な英語で 4.間を持ってゆっくり、だ。


豊田社長は、意表を突いた話題で14分笑いさせつづけて、そして‘自分のドーナッツを探そう’という記憶に残るフレーズで決めたが、こちらはGalla Partyとい募金を兼ねた夕食会で聴衆は幸い150人、時間は2分なので、書きながら、シナリオを創っていった。

 

主催者の進行表には私が昨年安倍首相に熱中小学校の説明をした写真、2枚目に全国の学校の地図がスライドで出ることになっている。

大切なことは、最初に‘ギャグ’に終わらないユーモアの話でアイスブレイクすることだから、すぐに「安倍首相はG20サミット@大阪で忙しく‘ジャングル’にいて今日はここに同行でなきなかった。」できまりだ。

 

政府の支援を受けているなというニュアンスを残して、一挙にシアトル熱中小学校とは何かに入った。

ここで、重要なのは、まずシアトル校から話す事。今回の目的は主要な地元の方たちに支援のお願いだ。ともすると、真面目な我々は論理的に全体から話したくなる、日本で始まったいきさつなどから始める間違いを回避して、主役はここにいる皆さんという事に注意した。説明の順番に配慮だ。

 

そして全体の生徒、先生の話に入り、生徒は‘Longlife Lerners’―生涯新しいことに好奇心を持っている人。

先生が250人すごい人ばかりだというのを、直前に阿波踊りを披露した 岡連長を’体育‘の先生と紹介し―ここは笑いが取れずーしかし前天皇陛下、妃殿下の御前で4回も踊りを披露したことを話してびっくりさせた。

 

清水校長の目的は、今後のコミットメントだから、最後にぜひ来年もお会いしたい、で終わらせた。

もちろん豊田社長には米国にすごいスピーチライターがいて、ビデオでも何度も修正を重ねた事だと思う。しかし、失礼ながらいわゆる‘英語の旨い’人達とはイメージされない彼の話が大うけしたのは、自分の信念を生真面目に貫いている感覚がユーモアーいっぱいの中にも伝わったのではないだろうか?

 

岡連長は、阿波踊りの真髄は、‘間’の取り方だという。

ゆっくりと、そして単純なポーズを繰り返しながら、人々を巻き込んでゆくその力は

いくつも修羅場をくぐった人にしかできない芸術だと思う。

このユーザーのおすすめブログ

あれから7年。

あれから7年。

0堀田 一芙


  • コメント0件