335 view | 2019/10/01 21:11

高畠熱中小学校に関わり、新たな道を切り開いた人物特集 鉄道模型商品開発 株式会社ル・セル 代表 小形真由美

熱中小学校は廃校になった小学校を利活用して、「大人の学び舎」とする取り組みです。

水谷豊主演のドラマ「熱中時代」のロケ地だった山形県高畠町旧時沢小学校を利用している事から「熱中小学校」と名付けられました。「もういちど7歳の目で世界を・・・」をテーマに起業家精神や最新技術を学び、交流する事で、今まで全くなかったものを創り出す「場」です。

 

高畠熱中小学校は山形県高畠町の旧時沢小学校を活動拠点とする熱中プロジェクト第1号。開校して4年。このプロジェクトによって新たな道を切り開いた人物に注目します。

 

1人目は2019年4月にスタートした株式会社ル・セルの小形真由美社長。鉄道模型関連の商品を開発・販売するユニークな会社の社長さんです。

 

株式会社ル・セルは高畠熱中小学校2階にオフィスを構えました。

ここには「大人の学び舎」だけではなく、元給食室や教室にオフィスが入居しているのです。

大人の授業がない日も新たなイノベーションを起こすべく企業が活動し、活気が溢れています。

 

トイレのそばにオフィスがあります。ごめんなさい。

他の教室がすでに満室で、急きょ図書室を改装した部屋です。

オフィスの壁には線路の模様が引かれ、車両が飾られています。もうそれだけで楽しげな雰囲気!

そんな遊び心いっぱいの小形社長に話を聞きました。

 

「鉄道は好きですが、本格的な鉄ちゃんではないです。作った景色の中を車両が動いている姿が愛らしいです。」

 

目の前の鉄道車両が走る姿を愛おしく見つめる小形社長。

ちょうど4年前、開校を控えた熱中小学校のオープンスクールに参加した小形社長。当時は山形大学工学部の産官学連携研究員として勤務していた小形社長は、地元、高畠で「面白い学校」ができるという噂を聞き参加したそうです。

 

熱中小学校が開校してほどなく、鉄道模型を作る選択授業「ものづくりコース」が誕生し、熱中小学校理科教諭で、ものづくり担当教諭の内海弦先生(Arm株式会社 代表取締役社長)のサポートとして小形社長が関わる事になります。

 

なぜ、サポートする事になったのですか?


「ものづくりコース誕生の前の年、熱中小学校社会教諭の柴田孝先生(山形大学客員教授)から、山形に内海さんが来てるから、ご飯食べに行こうと誘われたのがきっかけです。」

 

小形社長は、もともとNECパーソナルコンピュータ株式会社(旧NEC米沢)にてノートパソコン開発のプロジェクトマネージメントに従事され、その当時インテルジャパン株式会社(現インテル株式会社)にて従事されていた内海さんとお仕事を一緒にされていたそうで、内海さんとのお付き合いはとても長い。その食事会で内海さんよりサポートの依頼があったのだとか。

 

高畠熱中小学校に関わる事になり、生徒としてサポートとして熱中小学校をどのように感じていましたか?

 

「豪華な講師陣が魅力的だと感じました。授業時は生徒さんから具体的な質問が飛び交い、すごい熱気を感じました。

街はずれで周りには何もないこんな場所に、わざわざ通ってくる理由が分かりました。」

 

特に印象に残っている授業は?

「若宮さんの授業『私は創造的でありたい』です」

創造こそ、AIにはできない事。年齢に関係なく、創造は歓びと感動を生みます。

 

ものづくりが好きで、小学校と中学校の美術教員免許を持つ小形社長に通じるものがありそうです。

企業、教員、大学と歩まれて、そして社長となられた今の思いは?

「今が一番楽しいです。」

「ここに定住して一緒に関わる人が増えて、いつまでも長く愛される鉄道模型を作り続けたいと思います。もちろん利益を追求して!」


記事:事務局長 石黒悠起


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