1415 view | 2019/11/13 13:11

見え方のいろいろ 多様性を受け入れる社会へ

見え方のいろいろ 多様性を受け入れる社会へ


11月9日(土)2時間目の授業を実施いただいたのは浅田一憲教諭、浅田教諭は独立系研究者として医学、メディアデザイン学2つの博士号をもっており、『視力が弱い人のためのアプリ「明るく大きく」、色弱の人のためのアプリ「色のめがね」、色覚多様性理解のためのアプリ「色のシミュレータ」』等のスマートフォンアプリを無料で提供しています。アプリは世界100か国以上の国で90万回以上ダウンロードされています。また先日開校した熱中小学校江丹別分校の校長先生も担当していただいています。


色弱について皆さんはご存知でしょうか。色弱の人は特定の色の組み合わせが見分けにくく、当然の様に同じ景色を見ているつもりがまったく違う風景を見ていたという事があり得ます。日本人男性の5%つまり20人に1人が色弱だと言われており、学校のクラスに1名はいるというイメージだそうです。ただ色弱の強弱は人それぞれで自分でもわかっていない人も多いとの事。

さてここで疑問なのが色弱は障害なのでしょうか。そうでない人と比べて劣っているのでしょうか。ミクロネシアのある国では色弱の人の割合が高いとの事で、その理由は色弱の人の方が海の中で獲物の魚を視認しやすく漁がうまいからなのだそうです。環境が違えばどちらが劣っているかという考えは変わってくるという事例を挙げてお話をいただきました。


ユニバーサルデザインという言葉があります。バリアフリーは障害者の方へ障壁を取り払おうという言葉ですが、ユニバーサルデザインは困っている人も含めて全員にとっていいデザインを作ろうという動きです。もしめがねの無い時代に視力の弱い人が生まれていたら、障害者として扱われていたかもしれません。社会が障害を作っているのであって、それはデザインや技術人の心によってなくすことが出来るとのお話でした。


「見え方のいろいろ 多様性を受け入れる社会へ」というテーマで見え方の違いから、多様性を理解し個性を活かしていこうというお話でした。授業の流れはアプリの実演やクイズを交えながら、難しい内容を含む話を分かりやすく優しく伝えていただく講義でした。


高畠熱中小学校事務局:長谷川



浅田一憲教諭授業の様子


アプリを使って千円札に隠された文字を探す様子


高畠熱中小学校9期第2回 授業記録

令和元年11月9日(土) 天気は晴れ時々くもり

1時間目

小林 健一 教諭 (パワープレイス株式会社 デザイナー)

谷知 大輔 教諭 (パワープレイス株式会社 ウッドデザイナー)


2時間目

理科:浅田 一憲 教諭 (独立系研究者、熱中小学校江丹別分校校長)


午前中はさつまいもづくしの料理教室、

お昼に一部生徒は時沢の耕作放棄地の見学へ

放課後は山形縁結び隊説明会を実施


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