話題のキーワード

琴浦熱中小学校マタギ授業日本自分山形県高畠町仕事

熱中ブログ

「日本酒文化の楽しみ方」/「デザインと大学の役割」

「日本酒文化の楽しみ方」/「デザインと大学の役割」

「日本酒文化の楽しみ方」7月6日(土)1時間目の授業を担当いただいたのは新城猪之吉さん、新城さんは末廣酒造株式会社代表、また會津熱中塾塾長、酒造りをなりわいとしながら人材育成にも力を入れて様々な活動をされています。末廣酒造の長男として生まれた新城さん、子供のころから跡継ぎという言葉を言われてきたのですが、実は跡継ぎになるのが嫌で俳優や医者なんかを目指した時もあったと言います。しかしながら小さいころから身近にあったお酒は大好きで、大学卒業後協和発酵へ就職しワインの販売を担当する事になったそうです。それからはやっぱりワインも大好きで、会社には日本酒がたくさんありますが、自宅にはワインが沢山あるそうです。その後醸造試験所での経験を経て末廣酒造で酒造りを始めます。ジョークを交えながらお酒について語る新城さんお酒が出来るまでブドウ糖を発酵させてアルコールと炭酸ガスをつくる酵母菌は自然界の至る所に生息しています。特にぶどうはそのままブドウ糖を含んでいるので、自然界の酵母に触れさせて放置するだけでワインを作る事が出来ます。また酵母菌と呼ばれる菌にも沢山種類がありそれぞれ異なる味や風味を生み出します。麦芽やお米については含有するでんぷん質を分解して麦芽糖やぶどう糖を作ってから、酵母によって発酵を促しビールやウイスキー、日本酒を作ります。古来日本ではでんぷん質を分解するために唾液を用いました、口噛み酒なんてのはそこから生まれた文化です。ただその後麹菌がでんぷん質を分解する事がわかり、麹菌を繁殖させた麹を使った酒造りが始まります。麹も米麹、麦麹など様々種類があり、お酒のできも大きく異なるそうです。おいしいお酒ってなんだろう新型コロナウイルスの影響で家庭内でのお酒の消費量は増えてきているけれど、やっぱり安いお酒ばかり売れているそうです。日本酒は飲食店や現地で買われる事が多くやはり大変な状況との事です。新城教諭が酒業界で働き始めたころ三増酒(さんぞうしゅ)という日本酒に醸造アルコールを加えたものが流行っていました。当時新城教諭もこれが流行っているのはおかしいと唱えたけれど、みんながおいしいおいしいと飲んでいるじゃないかと皆に言われたそうです。食べなれたものがおいしい、飲みなれたものがおいしい。そう感じてしまうと気づいたそう。最近はそういうのに取って代わってより安価に違和感なく飲める、第3のビール等の新しい商品が出来ています。一方で伝統的な酒蔵では若い人を中心に新しい価値を提供しようという発想も生まれてきているので古き悪しき蔵元の自己満足文化に囚われず、安酒とは違う価値の提案をしていきたいとのお話でした。赤玉ポートワインや粕取り焼酎といった昔のお酒の話から生活文化の話まで、酒蔵の歴史から今の酒文化の動きまで、日本酒の種類や種類毎の作り方美味しい飲み方等幅広くジョークを交えながら日本酒文化を楽しむ授業となりました。「デザインと大学の役割」2時間目の授業を担当いただいたのは中山ダイスケ教授、中山教授は東北芸術工科大学の学長としてデザイナーとしても現役で活躍されています。20代の頃からニューヨークでアーティストとして活動していた中山教授ですが、永住も考えて活動の拠点としていたNYで同時多発テロが起こります。NYのスタジオでは道に迷った留学生たちへアートだけでなくキャリアについて、相談に乗ったりする事も多かった中山教授は同時多発テロ以降NYが殺伐としてきた事もあり、日本に戻り知人と共に仕事をしたり講師として活動したりする事になります。中山教授の出身は香川県の丸亀市という事で東北にはあまり縁がなかったとの事ですが、東北芸術工科大学でも講師として仕事をするようになり現在に至ったそうです。デザインについて愛嬌たっぷりに語る中山教授山形でのデザインの仕事フルーツジュース、お菓子、お米や野菜、観光、スポーツや音楽関係、学校等、色んな分野で実際に手掛けられたデザインの仕事のお話でした。中山教授の手掛けたお仕事は取り組みの魅力を引き出して多くの方に知ってもらうため、実際に人に関わってもらい有意義な取り組みをつくるため、デザインの力を最大限に活用されているのが印象的でした。ニューヨークでお金持ちのためにアート作品を作る頃から、日本に来て最初にジュースのデザインを作り始めて大きく変わったそうです。ゴミ箱に自分の作ったデザインの空き缶を見て、実際に色んな人の目に触れて手に届いた事を想像して、なんだか楽しくなってきたなんてお話もありました。東北芸術工科大学の目指すところ昔は人の営みの中で何かを思いついて表現する事はデザインもアートも区別なく1つでした。現在それらは表現としてのアートと商業としてのデザインが2つに分かれていますが、未来それらが一つに繋がっていってより大きな存在になるのではないか。そんな想いが東北芸術工科大学のロゴには込められているそうです。また東北芸術工科大学の英語名は、「TOHOKU UNIVERSITY OF ART&DESIGN」という事でデザインも名前に入っています。芸術大学の英語名にデザインが入っているのは実は珍しいそうで、ここからもデザインとアートを繋げていくそんな想いが垣間見えます。公設民営の大学として始まり現在30年目になり、実は建設時の想いなどがわかる資料等はあまり残っていないのですが、デザインに込められた意味や想いをくみ取って、中山教授もそれを実現すべく大学での取り組みを行っていきたいとのお話でした。東北芸術工科大学のロゴデザインと込められた想いデザインに求められるチカラデザインはモノとコトに分けられる事が多いけれど、モノもコトもどちらか一方だけでいいという事はありません。広義に考えれば法律や経済、インフラにもデザインの力が必要なはずで問題点は多く指摘されながらも相変わらず無計画な建設や営みが続いています。東北芸術工科大学では芸術、デザイン教育を通じて想像的な人材を輩出する新型の芸術大学を目指しているそうです。これは中山教授自身が東京の芸術大学にいた経験からデザインやアートをする人だけを育成すると、どうしても少数成功者とそれを恨む大多数の人が生まれてしまうのを感じており、そんな経験から創造的な人材にもっと多岐にわたる分野で活躍してほしいとのお話でした。山形は課題先進地域これまでは都市部が先進的な取り組みをしてきたわけですが、実はこれからの時代様々な課題にすでに直面している山形のような場所こそ、それを解決する方法を考えて生み出すのにうってつけの地域だと言います。そしてそれをちょっと変わった創造的な人材が解決していくのではないでしょうか。そうしてできた魅力的な地域の小さな暮らしの哲学や、自慢の地域を見せ合いっこするような時代がやってくるのではないか。地域で活躍できるよう東北芸術工科大学でも取り組んでいきますとお話をいただきました。高畠熱中小学校も里山の小さな学校という事もあり地域の課題や問題が見えてきます。柔軟に創造的に発想する人が集まり新しい発想を生み出す学び舎として活動していきたいですね。午前中はワインぶどう園地実習放送席を務めていた地域おこし協力隊の鈴木さんも今回で退任、おつかれさまでした!授業記録 7月6日(土)今回はオンラインオープンスクールという事で、山形県内外、シアトルからも一般の方にもオンライン参加いただきました。10:00~11:30 ワインぶどう園地実習今回は剪定、誘引、摘芯作業、草取り、園地整備全般を行いました。 13:00~13:20 一般向けガイダンス熱中小学校の概要や来期の取り組みについてご紹介しました。13:30~14:40 1時間目 新城 猪之吉(會津熱中塾塾長/末廣酒造株式会社 代表取締役社長)「日本酒文化の楽しみ方」15:00~16:10 2時間目 中山 ダイスケ(東北芸術工科大学学長)「デザインと大学の役割」

高畠熱中小学校 2020年09月01日

944View

「パーソナルプロジェクトをはじめよう」/転換期を迎えた世界の宇宙活動

「パーソナルプロジェクトをはじめよう」/転換期を迎えた世界の宇宙活動

「パーソナルプロジェクトをはじめよう」6月13日(土)1時間目の授業をご担当いただいたのは遠藤諭教諭、遠藤教諭はパソコン総合誌『月刊アスキー』編集長を長く務め、ミリオンセラーとなった『マーフィーの法則』や経済学者の野口悠紀雄氏による『「超」整理手帳』も手がけました。現在は角川アスキー総合研究所主席研究員として活動をされており、最近では耳栓コレクターとして『マツコの知らない世界』に出演されています。遠藤教諭はオンラインにて授業いただきました。今回からは現地を開放してのハイブリッド授業趣味でも仕事でもないプロジェクトそんなパーソナルプロジェクトを皆さんはじめてみませんかというお話をいただきました。パーソナルプロジェクトをつくるコツとしては「できれば、世界中で自分しかやってない小さいけれど歴史を作りだすこと。」だそうです。企業内でやれることはどうしても制限があります。ただ何かやろうと思った時学校でおしえていることが古すぎるので実際に使いにくい知識が多い。そうすると専門家や友人から話を聞きながらプロジェクトを進めていく事になる。ごちゃ混ぜにしてやっているとごっこになってくる。でもごっこあそびでいい。それが学びになる。そして学びは自分もなにかできるという勇気になる。そんなパーソナルプロジェクトのススメのお話をいただきました。 地域にこそパーソナルプロジェクトを最近はプロジェクトをやるのに都合のよい道具やサービスが出てきています。たとえば「本」を作るのは昔から比べれば手間もお金もかからなくなった。企業のエンジニアが自身の技術の同人誌を作って交流会をおこなっている事例からパーソナルプロジェクトでの自身のスキル向上や新しいつながりづくりのお話をいただきました。遠藤教諭のパーソナルプロジェクトとして、フローティングペンというものがあるそうです。とりくみは子供に戻った気持ちでどきどきしながらクラウドファンディングで始めたのですが、メディアにもとりあげていただき小説の1シーンにも登場したりするようになったそうです。フローティングペンの詳細は下記から:http://www.mm-m.ne.jp/jajamaru/index-j.html 新型コロナウイルスの影響で変わってきた生活様式やニューノーマルとなる取り組み、遠藤教諭の身近な話や最近の話を交えながらの授業となりました。どうしたら実際に地域でパーソナルプロジェクトを始められるか具体的な質問が飛び交いました。 転換期を迎えた世界の宇宙活動6月13日(土)2時間目の授業は斎藤紀男教諭、斎藤教諭は1970 年宇宙開発事業団(現JAXA)へ入り、ロケット開発・打上げ、人工衛星開発、きぼう開発・利用、宇宙実験、地球観測や調査国際関係等に携わった後、地球科学技術推進機構常務理事、日本宇宙少年団(YAC) 専務理事を経て、現在はイベント等次世代へ宇宙への夢を育てる活動に関わられています。 斎藤教諭も今回はオンラインにて授業をいただきました。少し前までは宇宙って変わり者とか別世界というイメージだったのが、社会的な認知も高まってきてビジネスとかそういうイメージも強くなってきました。最初は宇宙クイズという題してお話をいただきアポロ計画で月面に着陸した宇宙飛行士の人数や、土星の輪は何でできているかというお話をユーモアたっぷりにお話いただくところからスタートしました。 宇宙クイズから授業スタート宇宙とは?言葉的な意味を捉えると「宇・・空間(四方上下)」「宙・・時間(往古来今)」という事で私たちは地球に住んでる宇宙人かもしれませんね。宇宙の定義としては上空100kmからというお話があり、普段車で走る距離を考えるとそこまで遠くないように思えてきます。人類から見た宇宙を3つに分けて考えると特徴が違い分かり易く、1地球近傍、2太陽系、3太陽系を超えた宇宙に分けられるとの事で、今の子供達が働き盛りの頃は宇宙で働く時代が来るかもしれません。 1、地球近傍について水星、金星、地球、月、太陽、火星、小惑星が地球近傍の惑星とされています。火星は環境が地球に似ているという事もあり、積極的に探査が行われており生命または生命の痕跡がいないかどうかは世界中で興味を持って探査している内容です。星同士を比較してみた場合「地球は生きている!」とみる事ができるそうです。大気循環、水循環、海・深層流、地下の動き、エネルギー収支といった環境問題というのは星の生態かもしれません。太陽は地球の約109倍の大きさで温度も表面温度が6000℃、コロナは100万℃以上と何となく適当に見ていますが、途方もないスケールです。太陽の中心は核融合反応し、表面は常に小爆発しており、そのたびに地球にも太陽フレアとして降り注いでいます。ほとんどは大気や地場によって守られて届きませんが、大きな動きがあれば磁場にも影響を与えます。 2、太陽系について上記以外の木星、土星、天王星、海王星、冥王星は太陽から地球までの距離を1AU(天文単位)とすると木星は5倍以上離れています。(地球近傍の惑星は0.4~2倍の範囲内)10万AU程度の所が太陽の重力の及ばない太陽系の果てとされています。また太陽系の外側にも宇宙空間が同様に広がっており、お隣の恒星系として観測されるケンタウルス座α光の速さで4.3年くらいかかる距離です。火星と木星には結構距離がある 3、太陽系を超えた宇宙太陽系が属する銀河系(天の川銀河)の広さは光の速さで10万年位離れています。そして星系も銀河も宇宙に普遍的に存在する事は観測されています。1/3から半分くらいは惑星を持つ恒星があるとされており、E.T.のような地球外生命体の存在は可能性として示唆され続けています。宇宙活動略史ガガーリンが有人飛行したのが1961年アポロ11号が月に着陸したのは1969年、そこから考えると人類の宇宙活動は50年程の歴史しかなく実はまだまだ発展途上の分野です。 最近であれば今年の5月に米国のクルードラゴンが有名で、中国の新型有人宇宙船は無人で初打ち上げに成功し、インドも宇宙開発本格化、民間主体の宇宙開発が盛んに行われ宇宙ビジネスがゴールドラッシュ化しています。 2020年から宇宙進出は第3フェーズへ移行しています。宇宙開発から宇宙活動の時代へ、国主導から民間主体へ、宇宙開発の研究は地上での生活にも役に立つことが多く新宇宙ビジネスにも期待されています。特にwithコロナ時代において密閉空間での健康や精神状態の研究は有効活用できるのではないかと捉えられています。第3フェーズ、人類の宇宙進出本格期途中クイズや素朴な疑問を投げかけながらユーモアたっぷりの授業をいただきました。特に男性陣はさながら小学生の様に目を輝かせながら質問しているのが印象的でした。午前中はワインぶどうの園地実習を実施しました誘引作業をメインに行いました6月13日(土)高畠熱中小学校授業記録10:00~12:00 ワインぶどう園地作業13:30〜14:401時間目 通常授業 遠藤 諭 教諭角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員「パーソナルプロジェクトをはじめよう」15:00〜16:102時間目 通常授業 斎藤 紀男 教諭スペースゼロワン代表、日本宇宙少年団(YAC)相談役、JAXA 元副本部長「転換期を迎えた世界の宇宙活動」

高畠熱中小学校 2020年08月28日

969View

Charcoal-BASE~炭の可能性を広げるための拠点

Charcoal-BASE~炭の可能性を広げるための拠点

Charcoal-BASE~炭の可能性を広げるための拠点7月25日の1時間目を担当いただいたのは佐藤光夫さん、佐藤さんは宮城県で唯一の白炭職人としてすみやのくらしという取り組みを行っており、現在「Charcoal-BASE」という新たな拠点を作っています。炭の作り方を紹介する佐藤教諭佐藤さんとすみやのくらしすみやのくらしは東北、宮城県の七ヶ宿という高畠の隣町の山間の町で、炭(白炭)と炭のパウダーの入ったお菓子、パンの製造販売をメインに、自然の流れにそった世の中を願って暮らしている、佐藤光夫さんと佐藤円さん家族の屋号です。生まれは名古屋ですが、27年前に七ヶ宿の炭焼き職人と出会った事をきっかけに移住されたそうです。すみやのくらしのメインコンセプトとして「やさしく、なかよく、生きるために。やさしく、なかよく、暮らすために。」を掲げています。そんなすみやのくらしを取り巻く七ヶ宿の自然環境や蝶々や野生生物のお話から授業が始まりました。炭を使った色んな商品開発すみやのくらしでは炭自体はもちろんのこと、お風呂用炭、炊飯用炭、朴(ホオ)の木を使った炭(あかすり用)、防除等で用いる木酢液炭を用いたクッキー、炭を用いたパン等様々作っているそうです。すみやのくらしの商品はネットショップでも購入できます。すみやのくらしネットショップ:https://sumiyanokurashi.shop-pro.jp/白炭と黒炭の違い白炭は白と名前についているけれど、厳密には白くないとのお話。黒い炭の周りに灰が付着しており白く見えることから白炭と呼んでいます。周りの灰を払ってしまうとしっかり黒い炭が表れます。白炭の作り方は窯の中に木を入れて高温で炭化させるのは同じなのですが、白炭は高温で炭化させてすぐに外気を取り込んで冷やします。黒炭は炭化させたあと窯を遮断してしばらく置いておきます。白炭は火が付きにくいですが、火がつけば長い時間燃えます。白炭は黒炭より密度が高く硬質でガスが出にくいという特徴があります。火力は白炭の方がありそうですが、実は同じくらいとの事です。白炭のイメージ空き缶で作る炭実は身近に炭焼きというのは身近に体験できるとの事で、空き缶で炭焼きという動画を取ってきたものをご紹介いただきました。「空き缶で炭焼20200721ー杉の葉、松ぼっくり」https://www.youtube.com/watch?v=YMIh2aDByx0すみやのくらしのこれから炭出し見学、薪割り体験、半日火を見つめる、炭火料理を楽しむ、森への炭まき、炭染め体験、炭を用いるワークショップ等々、炭に触れてもらいながら新しい可能性を広げていく活動していく事を考えているそうです。その中心となる「Charcoal-BASE」は色んな方に協力いただきながら建設中で、今年の9月にオープン予定とのお話です。私たちの暮らしと森林のお話、炭と人の営みのお話、そして今の時代に合った自然と寄り添う暮らしとはなんだろうとそんな問いかけを交えながらやさしくお話いただきました。2時間目は起業コース今期4回目となる起業コースの授業、今回の授業も柴田孝先生(山形大学産学連携教授)にご担当いただきましたまずはパラダイムシフトという事で新型コロナウイルスの影響で激変する世の中の環境、実際にどのように生き抜いていくかそんなお話お話から始まりました。パラダイムシフトとは「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観など革命的にもしくは劇的に変化すること。」生徒の皆さんに質問を投げかけながらの授業これからのパラダイムシフトを生き抜いていく為にどんなビジネスを作っていくか、その手法としてpest分析、市場の再定義、スタートアップを考える上での注意点、スモールビジネスとスタートアップの違いについて、D2Cの販売方法等、多岐にわたるアイディアや実際に今成功している企業が用いている手法のご紹介をいただきました。柴田先生に担当いただいていた起業コースの授業は一旦今回で終了となりますが、生徒の皆さんからの個別の相談は熱中小学校2階のオフィス「リーンアプローチ」にて随時受付しているとのお話でしたので、御用の際は高畠熱中小学校へお問い合わせください。授業記録7月25日(土)10:00~12:00放送部部会※今期の放送部の取り組みを振り返りとこれからのオンライン企画を話す会を行いました。 13:30~14:401時間目 佐藤 光夫 宮城県で唯一となった白炭職人 「Charcoal-BASE~炭の可能性を広げるための拠点」 15:00~16:302時間目 起業 柴田 孝 山形大学産学連携教諭「リーンスタートアップ」

高畠熱中小学校 2020年08月20日

749View

熱中ライブラリー その3  社会科 山田昌宏教諭 日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?

熱中ライブラリー その3 社会科 山田昌宏教諭 日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?

「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」結婚・出産が回避される本当の原因 新形コロナの最中に脱稿された本書は、「パラサイト・シングル」、「婚活」などのユニークな言葉を世に送り続けて来た筆者が、日本の少子化対策の失敗を、「これまでの対策が、未婚者の心に寄り添った対策が取られなかった」と結論付けた書だ。職住接近が必須の大都市勤務者の共働きに必然な2子目のあきらめ環境、もし地方に移住すればたとえ収入が減っても、スぺースと子育ての環境に恵まれて家庭の時間が取れる。。という人生感を応援したいと思ってきたが、筆者はそれ以前に‘なぜ若者が結婚しないのか?’に関する掘り下げと政策がずっと欠けていたと論じる。欧米では独立した男女が(日本は成人しても親と住んでいることは非難されない)、家賃や光熱費などの節約、経済性を求めて好きなひと同士が同棲し、子が生まれて結婚しない状態でも、また別かれても社会が寛容であり、女性と子供を支える施策が効果を生んでいる。、多数派である中小企業や個人事業など、地方に勤務する必ずしも高学歴が多数派ではない若者に寄り添うことなく、都会の高学歴で仕事の継続願望が強い女性の声が反映され過ぎていたのではないか?欧米志向、日本の伝統的な風潮への配慮が少なかったのではないか?筆者は特に女性のトレンドを論じてゆく。それは、日本の若者が今から一生の生活不安を感じて、世間並みの生活を自分の子供に保証できないということから結婚、出産を避けるという、リスクを取れない日本社会の問題までをあぶりだす文化論になっているとともに、この分野で政府の委員を務めてきた筆者の政策立案プロセスの警鐘でもある。山田教諭はこれまで、八丈島、高森の熱中小学校で授業をされているがぜひ他の学校でも議論を投げかけていただきたい先生だ。

堀田 一芙 2020年08月08日

825View

熱中ライブラリー その2  田澤由里社会科教諭 在宅勤務が会社を救う

熱中ライブラリー その2 田澤由里社会科教諭 在宅勤務が会社を救う

2014年2月出版されたテレワーク草分けの書、現在AMAZON Kindle版が無償で提供されています。2014年山形県高畠町の廃校再生資金を得るために、総務省のサテライト実証実験に役場と応募して出会ったのは、全国のプロジェクト責任者だった田澤さん。この本を読み、何回もご指導を受けてなんとか7つある2階サテライトオフィスやWIFIなど整備して、現在も満室となっている。当たり前のことですが国の実証実験の後もちゃんと継続しているのは高畠熱中小学校の頑張りです。この本でいくつかのテレワークの必要性の一つとして取り上げられている‘災害時の事業継続’がコロナの影響で一気に来てしまったが、テレワークの目的や導入プロセスなど、この本を読んだほうがよろしいでしょう。田澤さんは、北海道教育委員会委員に就任以来、教育のネット利用にも取り組んでおられます。高畠、更別、口熊野の熱中小学校で授業していただきました。

堀田 一芙 2020年08月08日

688View

熱中小学校ライブラリー その1 大平まゆみさん

熱中小学校ライブラリー その1 大平まゆみさん

(この情報は2020年5月8日現在のものです)熱中小学校の先生や生徒さんには出版された方々が沢山いらっしゃいます。エピソードと共に連載します。大平まゆみ音楽教諭 「100才まで弾くからね」2014年21年7か月にわたり札幌交響楽団コンサートマスターされていましたが、昨年春からALS(筋萎縮性硬化症)にかかられ、11月に退団されました。大平さんは、高畠熱中小学校開設前に廃校の音楽室の音響テストをしていただいて以来、熱中小学校は高畠、会津、徳島、更別で授業していただいています。現在、リハビリしながら北海道内でコンサートされています。最近の活動のニュースです。https://m.youtube.com/watch?v=kHRc1bBzIWw

堀田 一芙 2020年08月08日

560View

「ひとよしくま熱中小学校」開校支援クラウドファンディング開始1

「ひとよしくま熱中小学校」開校支援クラウドファンディング開始1

とにかくまずは内容ご覧ください!その上で、ご支援、拡散をよろしくお願いします!https://www.dreamraising.jp/projects/necchu-shogakkou/www.dreamraising.jp

【サポーター募集中!】熊本県南部の豪雨被災地に、 復興の力を集結したい! - ドリームレイジング - クラウドファンディング

【熊本県のクラウドファンディング】

亀田 俊 2020年07月25日

624View

【内閣府の関係人口創出事業に採択されました】

【内閣府の関係人口創出事業に採択されました】

17日、内閣府の「関係人口創出・拡大のための中間支援モデル構築に向けた調査・検討業務」として「ふるさとみつけ塾」が採択されました。参加する11の熱中小学校、所在自治体とともに、Dialogue for Everyone社とガッチリタッグを組み、10月からの実証スタートに向けて、充実したプログラムを仕上げていきます。熱中コミュニティの皆さまにも、プログラムの拡散、候補者への働きかけ、新しいアイディアのご提案など、是非ご協力をお願いします。■ふるさとみつけ塾https://necchu-shogakkou.com/top/furusato.html

亀田 俊 2020年07月18日

477View

未来のスポーツの形、スポーツ共創の作る未来

未来のスポーツの形、スポーツ共創の作る未来

未来のスポーツの形、スポーツ共創の作る未来 5月9日(土)は体育の授業を担当いただいている犬飼博士教諭(一般社団法人運動会協会理事)に授業を実施いただきました。犬飼教諭は元々テレビゲームの制作をされていたのですが、eスポーツ関係での取り組みを経て現在は運動会という日本人なら誰もが知っている文化を切り口にスポーツやゲームとは何かを探求されています。 スポーツとゲームについて語る犬飼教諭放送部企画という事で生徒の池田めぐみさんに進行協力いただきました。スポーツの進歩と未来のスポーツ数年くらい前からeスポーツというものがメジャーになってきましたが、そもそもテクノロジーとスポーツの変化を考えると、狩猟採取時代には棒や弓で狩猟の技術を競い合う競技、農耕時代にはサッカー等の集団ゲームや体を使うお祭り、工業時代にはモータースポーツを中心として競技、現在の情報社会においてはコンピューターゲームやeスポーツというものが生まれて来たと言えます。そこで犬飼教諭もコンピューターを使いながら身体を動かす競技として「eスポーツグラウンド」や「スポーツタイムマシン」といったものを手掛けられたそうです。テクノロジーとスポーツの相関図未来の運動会プロジェクトについて未来の運動会は「最新の道具を使う」という事ではなく、「未来に向かって自分で少しずつ変化させていこう」とする未来志向の運動会です。「UNDOKAI」文化を中心に全世界でスポーツを作取り組みが広がっていったら面白いなと考えて取り組んでいるそうです。高畠熱中小学校でも2016年、2018年に2度実施、姉妹校でも「熱中運動会」として取り組んでいます。最近では外出自粛を受けてビデオ会議システムを用いた「オンライン運動会」も未来の運動会の一環として行われています。この取り組みはスポーツ共創という考えに基づいて実施しており、スポーツ共創ワークブックは無料でダウンロードできます。スポーツ共創ワークブック(スポーツ庁HPより):https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/list/detail/1415532.htm 授業後半ではスポーツ共創の実践されている、今辻 宏紀 さん(横浜市立保土ケ谷小学校 教諭)、三浦 大輝さん(一関工業高等専門学校 電気情報工学科)2名にオンライン上で参加いただき、事例を紹介いただきました。小学生との未来の運動会プロジェクトについて今辻さんは小学校教諭として小学生にも主体的に未来の運動会をトライしてもらいたいと考え、授業の一環として未来の保土ヶ谷の運動会を実践されています。実際に楽しい運動会をやるというだけでなく、なぜこの運動会をやるのか、どうやって運動会を作るのかみんなで考えて企画して行いました。運動会当日は子供たちが考えた5つの競技が地域の企業を巻き込んで行われ大変盛り上がりましたが、ただ楽しい取り組みを作れてよかったというだけではありません。運動会終了後がスタート地点と考えて、その後の授業でも自分たちがこの取り組みを通じて町や人に対して何が出来たのかを考え直す時間を設けています。子供達が一つの楽しい社会の在り方や作り方を子供達に学んでもらいたいと思い取り組まれているとのお話でした。取り組みの記事はこちらhttps://spotsuku.jp/column/751小学生と運動会づくりを通じて地域の文化を考えています岩手県超人スポーツの取り組みを通じて三浦さんは高等専門学校の学生として岩手県が主体となって行っている超人スポーツプロジェクトや高等専門学校での超人スポーツ開発について取り組まれている事をお話いただきました。岩手県超人スポーツプロジェクトは2017年に岩手国体を機にスタートした取り組みで、言語だったり身体的だったり人と人との壁をテクノロジーやアイディアを使って取り除いていこうという取り組みです。また超人の名の通り人体の機能を拡張したスポーツを作っています。三浦さんはイベントや学校での研究を通じてドローンやVRゴーグルを使った競技を作っており今回はその紹介をしていただきました。研究としては色んな機器を使って面白いと思うものを作っていきたいのですが、好きなスポーツを専門的に作れば作るほど長期スパンの取り組みとなり、社会との接点を結ぶのが難しく、プロジェクトマネジメントの部分が今後の超人スポーツ開発の課題とのお話でした。VRゴーグルを用いた鬼ごっこ「赤鬼」の紹介2時間目「スポーツって生活に必要?」元々2時間目は現地にて新しい運動会競技を考える「運動会ハッカソン」を実施する予定でしたが、自粛生活の長引く状況を受けて「スポーツって生活に必要?」というテーマで自由に話し合う場としました。オンライン運動会の取り組み、テレワーク時に運動不足について、自粛環境で思うスポーツの必要性、高畠での運動会ハッカソン開催について、テレビ通話やチャットを交えての授業となりました。   教諭、生徒、事務局を交えてのディスカッション今回の授業では「スポーツの成り立ち」や「運動会を作る事」の紹介から始まり、実際に未来のスポーツを探求されているお二人の実践のお話をいただきました。ディスカッションではスポーツやゲームそして教育分野等様々な方面での議論が行われました。運動が嫌いでゲームエンジニアからスポーツを作る取り組みを始めた犬飼さん、運動が好きでアスリートとしてスポーツのあり方を考える池田さん、お二人の話す理想のスポーツのあり方が似たような着地点に進むのがとても印象的でした。「本を読む運動会があったっていいじゃないか」とそんなセリフが授業の中で犬飼教諭よりありましたが、素晴らしい発想だなと感じます。運動会というのは地域にとって大きな文化的イベントで普遍の物ではありません。地域の運動会のお話を聞くと張り切っている人といやいや付き合っている人の温度差をすごく感じます。あまり既存の「運動会像」にばかりとらわれず、地域の状況や興味に応じてみんなで考えて楽しめる取り組みに運営する人が、どんどんアップデートしていけばいいとそんな風に思います。実は今回の授業では高畠の地区民運動会を題材に「運動会ハッカソン」を行い地元の運動会を主催する皆さんもご招待する予定でした。残念ながら今回現地での開催が出来ませんでしたが、来年以降実現していきたいですね。NPO法人はじまりの学校:長谷川授業記録5月9日(土) 高畠熱中小学校授業10:00~12:00 フリートークルーム開設※zoomのテストや活用について話す場となりました。13:30〜14:401時間目 体育:犬飼博士教諭(運楽家/一般社団法人運動会協会理事 )「未来のスポーツの形、スポーツ共創が作る社会」15:00〜16:002時間目 パネルディスカッション「スポーツって生活に必要?」 ・犬飼 博士 (運楽家/一般社団法人運動会協会理事)・今辻 宏紀 (横浜市立保土ケ谷小学校 教諭)・三浦 大輝 (一関工業高等専門学校 電気情報工学科)・池田めぐみ (山形県スポーツ協会スポーツ指導員/フェンシング競技オリンピアン)16:00~16:30 オンライン茶話会

高畠熱中小学校 2020年05月18日

2052View