102 view | 2018/09/13 00:00

都会のマタギと田舎のマタギ その23 熱中小学校の一流主義とは?



都会のマタギと田舎のマタギ その23 熱中小学校の一流主義とは?


私は所属するゴルフクラブの、フェローシップ&マナー委員会の委員をしている。

マナーというと、服装など事細かな世界もあるが、一言でいえば自分のゴルフクラブを一流にすることを目指す委員会である。

では一流とはいったい何か?

ゴルフが好き、ルールを守る、一緒にプレイする人を尊重する気持ちなどがその要素になる。よく言われるように一流の組織体は、一流の人が所属しているから一流と言われるわけであって、社会的なステータスがある人が集まるクラブが必ずしも一流ゴルフ場ではない。


あらかじめ4人が予約をしてプレイをする、あるいはいつもの馴染みのグループでコンペをするという、知ったもの同士とプレイをする人が圧倒的なゴルフの楽しみ方だが、一人で参加してメンバーさんの仲間に入れてもらい初対面の人達とゴルフ自体を楽しむ事が出来るゴルフ場は一流と言えるだろう。

それは、見ず知らずの人との出会いや会話を楽しめるメンバーさんが多いという事だ。


熱中小学校の先生は一流の方が多いと思う。ボランティアという言葉では説明ができない

‘お役立ち’の心といった事が解っている方が多いのではないだろうか。年齢、職業がバラバラな見ず知らずの生徒さんとの出会いを楽しむという事を実践していただいている方たちなのだ。こんな究極の知的遊び方を覚えた一流の先生は幸せだ。


十勝さらべつ熱中小学校校長で、(株)スノーピーク社長の山井太さんはいつも「その場の熱量が高い事」を重視しているという。

我が国は各地に風土の違いがあり、見ず知らずの土地で、見ず知らずの方たちと真剣勝負する時に生まれる‘熱量’が生徒さん、いや先生にも化学変化を起こす可能性がある。

したがって、ある特定の地区でしか講義をしない方には熱中小学校先生としては遠慮いただいている。


こうした熱中小学校の宝である一流の先生をどうしたら、愉快に継続していただけるか?満足していただけるか?

普段会う事が出来ない違った世界の先生方の出会いの場を提供しては?という事から、昨年11月から毎月第3木曜日の夜、私の赤坂のオフィスで会食会‘さんもく教員室’を開いてきた。

毎回アンカー先生を決め、その先生の地元の自慢料理とお酒を堪能いただく会だ。

ちなみに9月は沖山賢吾教諭の八丈島料理、10月は宮原博通教諭の山形料理で1年が終了する。これまでに、複数回参加者をネットすると40人くらいの先生が参加いただいているだろう。


まだ一度も来られていないお忙しい先生方にどうして来ていただけるか?特に集まりやすい首都圏在住の方にお手紙を書こうかと、住所を調べてみて少しびっくりした。

首都圏の先生が65%、地方在住の先生が35%と、結構地方の方が多いのだ。

地方から推薦で首都圏に住んでおられる先生を地方とカウントするとすでに半数になっているのではないだろうか?


学校開校時に、最初の期は地元推薦の先生を50%入れてくださいという緩い条件がある事から、このまま学校が増えるにしたがって地方在住者がさらに増えてくる状況になっていくだろう。全国各地を海外も含めた地方の先生が行き来するということ自体が、我が国では例のない面白い実験になってくるのではないだろうか。


我が国の交通網は東京から放射状に出来ていて、地方から地方への移動は時間とお金がかかる。ネットの時代に、苦労してやって来てくれた先生との熱量ある時間を過ごす事で一流の人材が育つのだ。


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0堀田 一芙


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