415 view | 2019/12/13 18:20

人生は漫画だ!

人生は漫画だ!


12月7日(土)1時間目の授業を実施いただいたのは鈴木晴彦教諭、鈴木教諭は集英社の編集者として、少年漫画、青年漫画、少女漫画の編集を経て、現在は集英社クリエイティブ代表取締役として漫画や書籍の出版に携わっています。


「昨日いただいたお酒と緊張で今心拍数が170にまで上がっているので、最後まで話きれるかちょっと不安です。」そんなお話からドッと笑いがおきて授業がスタートしました。


鈴木教諭が集英社に入社したのは昭和53年、物書きへのあこがれがきっかけでした。入社してからは「すすめパイレーツ!」、「リングにかけろ」、「風魔の小次郎」、「実録神輪会」の編集を担当。


当時大学でて集英社へ入社してすぐの23歳の時、締め切りがぎりぎりになる先生の担当をする時は、金曜日から締切日まで作業場に張り付いて漫画家の先生が寝そうになったら机をたたいておこしたりと、徹夜が3日、4日続く事もあったそう。「リングにかけろ」の連載を通じてジャンプでは、トーナメント方式で敵役の一味と1対1で戦っていく王道の展開が生まれてきました。やっぱり読者は最後には必殺技で勝つのが好きですねとお話いただきました。


キャプテン翼が誕生するまで

それから鈴木教諭は当時漫画家を志す高橋陽一先生と出会います。

一本の電話から集英社へ持ち込みをしてくれた高橋先生は当時高校3年生、鈴木教諭は高橋先生の担当編集者としてSF漫画から、野球漫画、そしてサッカー漫画、高橋先生の数々のネームを見て話し合って二人三脚で歩んできたとのお話です。そしてキャプテン翼が世に出てくるのはそれから3年以上後の事になります。

キャラの魅力を描いていく事や11人選手がいるサッカー漫画で1対1や2対2の場面を描くなど、これまで主流だった野球漫画ではなくサッカー漫画の世界で新しい風を吹かせます。


JINとの出会い

それから10年程集英社で務めた後で、スーパージャンプの編集長に就任したことをきっかけに、村上もとか先生と一緒に新しい連載を始める事になります。鈴木教諭ご自身が村上先生へ長年惚れ込んで以前からラブコールを送っていた事が実を結んだそうです。

JINは現代の外科医「南方仁」が江戸時代にタイムスリップして、当時を生きて病気やケガの治療に取り組むというお話ですが、テーマやアイディアは既に村上先生が持っており、鈴木教諭は徹底的に時代考証や医学的な内容の検証を行っていたそうです。

特に外科手術や感染症の治療を行う場合抗生物質であるペニシリンが江戸時代に実在できる事は必須であり、実際に当時の技術で製造できるかという事を医学博士を交えて徹底的に調べて作り上げていったとの事です。


その他にも少女漫画誌の編集長としてのお話や

今の漫画業界のお話や、

大英博物館での展示のお話等、

貴重なお話を沢山いただきました。


「僕は、マンガ好き、スポーツ好き、村上もとかのファン、好きなものが全部仕事につながった

無理やり見つけたテーマであたりをとったことはなかった。

好きなことにしか熱中できないそれが人間だと思います。」

こういった講演を通じて少しでも漫画の素晴らしさを伝えていきたいと結びました。


集英社全漫画部門担当常務取締役当時の名刺


キャプテン翼を語る


授業記録

令和元年12月7日(土)熱中小学校

天気は晴れ、午前中はおもてなし部によるひっぱりうどんづくり。

3時間目に自由ディスカッション、授業後は忘年会を実施。


1時間目 国語

鈴木 晴彦 教諭 集英社クリエイティブ 代表取締役

 

2時間目 給食

大窪 和利 教諭 有限会社ダイワファーム 代表取締役


3時間目 自由ディスカッション

 

放課後はホールにてお楽しみ忘年会を実施。

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